「スカッシュ」
「スカッシュ」という言葉は昔は「レモン・スカッシュ」の中の「スカッシュ」しかありませんでしたが、最近は英語の「squash」(スポーツの一種)も「スカッシュ」になりましたね。一番初めにスカッシュをやったのはもうかれこれ20年程前になります。ICUの友達にバロン(J.P.Barron)というスコットランド人の友達がいました。彼はものすごい呑兵衛で二人でよく三鷹のアパートで飲みました。今までで彼ほどよく酒を飲む友達は他にいません。とにかく酒が好きで金がなかったころはメルシャンのクッキングワイン(当時1.8リットル瓶で400円)を買って二人で一本開けました。ひどい時には、夏の暑い日彼がすいかとジンを買って来て、すいかに穴を開けてその中にジン1本全部をドクドクと入れるのです。それを食べながらジンを味わうというわけです!こんな飲み方を聞いたことがありますか?
話がすこし逸れてしまいました。とにかく彼が東京医大でアルバイトをし始め中野坂上に住み始めて、金周りが良くなると新宿の高層ビルの一つである住友ビルの中にあるスポーツクラブの会員になってスカッシュを始めたのです。ICUでサッカーやバドミントンを一緒にやり、私の運動神経が悪くないことから一緒にスカッシュをやろうと誘ってくれました。彼はペンシルバニア大学で勉強していたころからスカッシュをやっていたので、かなり上手でした。何回挑戦しても勝てませんでした。
ボストンに移ってからはテニスとランニングが主でしたが、冬は他にやることがないので、同僚の女性や学生とまたスカッシュをやり始めました。でも、ほんの遊びで運動ができればいいや、というくらいの感じでした。
レキシントンに来てワシントアンドリー大学で教え始めて5年たった時にシカゴ大学でPhDが終わって新しく赴任してきた経済の助教授に会いました。彼はペンシルバニアにあるハバフォード大学で一年教えた時にボストンで私のテニスのパートナーだった男性とよくテニスをしたということがわかりそれ以来彼とテニスをすることになりました。そのうちに彼はテニスよりスカッシュが上手だといううわさを耳にしてゲームをしてみるとバロンと同じかそれ以上上手なのです。それから冬になると彼とスカッシュをするようになりました。彼が本気でやるとまだ9ー2、9ー3ぐらいで負けてしまいますが(ソフトボールで)、私の調子がいいともっと点差は縮まります。今のところラケット競技で私が定期的に負けるのは彼だけです。その意味でも近い将来絶対に彼に勝ちたいという気持ちが強く、冬になると真剣にスカッシュをする今日このごろです。
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