水泳はどう考えても自然の摂理に反しているとずっと思って来ました。勿論赤ちゃんが母親の子宮で大きくなる時にはすべて四方水に囲まれて成長するのですから、その意味では生まれる前から水に浸っていると言ってもいいかもしれません。しかし、赤ちゃんがお風呂で誤って水を飲んでしまった、泳げない子供が金ヅチで溺れてしまう、などという事実を考えると人間が水に抵抗を感じるのは当然だと考えて来ました。それは、多分自分が子供のころ水に恐怖を感じたからかもしれません。小学校1年生の時何が何だか分からない時にプールで水の中での潜り方を教えられ、恐怖から出来なかったことが水泳に対して抵抗感を植え付けたのかもしれません。
でも、よく考えて見ると中学校で野球のピッチャーをやっていたころは練習が終わった後、自転車で川に行って水浴びをした記憶があります。高校時代も陸上の練習がすんでまだ暑い時には学校のプールに飛び込んだものでした。大学の時もICUのプールでよく泳ぎました。それでも、野球、テニス、ランニングとは異なり、どんなに泳いでも自分のものになったという感じにはいつまでたってもなれません。ボストンで冬外でスポーツが出来ない時にクロールを覚え泳ぐ度に1000メートル泳ぎ、最盛期には2000メートル泳いでも大丈夫になりました。日本に夏帰る度にICUで高橋伸という体育の先生にフォームを指導して頂き、もっと楽に泳げるようになりましたが、依然としてものになったという感じにはなれませんでした。
レキシントンに来て週6回運動するようになり、雨/雪のため外で運動ができなくなるとプールで泳ぐ回数が多くなりましたが、、今でも水泳は自分のスポーツとは感じられません。隣のレーンで60代の人がスイスイ休まずにラップをしているのを見ると、本当にうらやましくなってしまいます。呼吸の仕方、腕の動かし方などどこか余計な動きがあるのでしょう。自分では泳いでいるつもりですが、実際は重りを背中に乗せて下へ向かって沈んでいるような感じがします。最近は500ー700メートル泳ぐと疲れてしまうようになりました。同じ様な問題があった方で何かアドバイスがございましたら、お知らせ下さい。「人魚」のようにとは行かなくてもあまり疲れずにスイスイ泳げるようになりたいものです。