「ビデオ講座日本語ー日常生活に見る日本の文化」
(全7巻)

日常生活のレベルにおける外国と日本の文化、生活、習慣の違いを映像化。

このビデオの特徴

 1.しぐさ、ジェスチャーなど社会言語学的に重要なもので映像がなくては教えにくいものを数多く取り入れました。
 2.学習者が理解しやすいように初級、中級レベルで習う文型を数多く会話の中に取り入れました。
 3.きわめて自然な会話を通して、男性と女性、親と子、上司と部下の間の話し方の違いを理解することができます。
 4.能、歌舞伎などに代表される日本の文化ではなく、日本人が日常生活の中でどのように暮らしているかについて理解することができます。
それぞれのビデオにどんなことが取り上げられているか
第1話「何もありませんけど、どうぞ」ー靴の脱ぎ方、座り方、食卓での自分の領域
第2話「トイレのスリッパは?」ートイレのドア、ドアのノック、忌み嫌われる習慣(箸立て、箸渡し)
第3話「つまらないものですが、どうぞ」ーお土産の出し方、店屋物vs手料理、お礼
第4話「ドライブしたいですか」ーガソリンスタンドのサービス、ファミリーレストラン、おしぼり
第5話「鈴木先生、お元気ですか」ー家族の紹介、日本のデパート、ラッシュアワー
第6話「日本語がお上手ですね」ー女性の服装、手土産(持っていく習慣、すぐに開けない習慣)
第7話「はじめまして、ジェーンです。どうぞよろしく」ー電話のあいづち、接待、残業
第8話「ずいぶんお酒を飲みますね」ー居酒屋、マスター、ボトルキープ、乾杯、カラオケ
第9話「これは昨日までの宿題です。どうぞ」ー学生生活、宿題の提出、コンパ、門限
第10話「日本はおもしろいですね」ーゴルフ練習場、お辞儀をする婦人、立ち食いそば、銭湯

推薦のことば


牧野成一プリンストン大学教授ー言語と文化は本当にがんじがらめの関係になっているわけですが、日本語教育では文化を正当に扱っていないのが現状です。その大きな理由の一つは、それを有効に教える教材がほとんどないということでしょう。そういう意味で氏家先生が今回制作なさったビデオ「日常生活に見る日本の文化」は、ホームステイをしているアメリカ人大学生の視点で作られた画期的なビデオで、日本語学習と密着した形で、立体的に日本の日常の文化を教えるのに大変有効だと思います。
全体が、氏家先生のアメリカでの長い日本語教育の経験と、生活体験に裏打ちされていて、一つ一つの文化的エピソードに説得力があり、実にリアルで、生き生きとしています。しかも、適度にユーモラスで、見ていてとても清々しく、楽しいです。たぶん初級日本語の後半あたりから上級にかけて、色々な方法で使えるのではないかと思います。とにかく、早い時点で文化を日本語教育に導入したいと思う日本語教師にとって最適のビデオが誕生したわけで大変喜んでおります。プリンストン大学でも適時利用させていただくつもりです。


宮川繁マサチューセッツ工科大学教授ー日本語教育では、言語を文化的な枠組みの中で教えることが非常に重要です。氏家さんのこのビデオシリーズは、まさにこの目的に合致したプログラムです。さまざまな日常生活の場面を通して、日本語の表現や日本の文化を興味をもって楽しみながら見ることができます。私は、このビデオを大学や高校などのすべての日本語のクラスに対して推薦したいと思います。

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